科学者とキリスト教 : ガリレイから現代まで
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科学者とキリスト教 : ガリレイから現代まで
(ブルーバックス, B-686)
講談社, 1987.4
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カガクシャ ト キリストキョウ : ガリレイ カラ ゲンダイ マデ
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参考文献: p218-219
内容説明・目次
内容説明
臓器移植や遺伝子操作の実現は、人類に新たな可能性をつくり出したのと同時に、いったい人間の生命とは何なのか、どこからどこまでが自己なのか、本当の自己とはどこにあるのか等々の新しい問題をも生み出した。いうまでもなく、近代科学や科学技術は、その誕生の時からキリスト教の存在が深くかかわっている。本書では、理性と信仰の問題、科学的認識と宗教的認識の問題、科学とキリスト教の間の対立と矛盾の問題などを追究・解説しながら、現代科学の在り方を模索する。
目次
- 科学と宗教—キリスト教的世界観の役割
- 「宇宙という書物」—ガリレイの科学
- 「神の栄光のために」—ケプラーの天文学
- 中世の宇宙—コペルニクスへの道
- ガリレイの『天文対話』1—科学古典としての意義
- ガリレイの『天文対話』2—真理・学問・対話
- 詩人ミルトンの「天文対話」
- ガリレイの宗教裁判—『聖書』と科学
- フランシス・ベイコン—キリスト教的学問革新論
- 王立協会とロバート・フック
- 天上の和声—ケプラー、ニュートン、ミルトン
- ケプラーの『夢』—SF月旅行物語
- ニュートンとキリスト教
- ニュートンと英詩
- パスカルと「考える葦」
- 新世界の科学1—コトン・マーサー
- 新世界の科学2—ベンジャミン・フランクリン
- プロテスタンティズムと近代科学
- 近代科学とキリスト教的概念枠
- 進化論の出現
- テニスンと進化論
- 懐疑とその克服
- 宣教師・進化論生物学者J.T.ギュリック
- W.S.クラークと内村鑑三
- 明治期の進化論
- 自然と人間のかかわり
- 科学技術のなかの現代人
「BOOKデータベース」 より