かな : その成立と変遷
著者
書誌事項
かな : その成立と変遷
(岩波新書, 青-679,
岩波書店, 1968.5
- タイトル読み
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カナ : ソノ セイリツ ト ヘンセン
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内容説明・目次
内容説明
「かな」は日本語を表わす独自の文字であり、平安初期に万葉がなを起源に成立したという。しかし、「かな」がどうして出来上り、定着したか、その成立と変遷にはなお不明なところも多い。従来の研究を更に一歩進め、断簡零墨にいたるまで、すべての資料を渉猟してその推移を追跡し、かなの成立と変遷について明快に述べる。
目次
- 1 発生(漢字の渡来;漢字のはたらき;日本語の表記;『古事記』と宣命書き;落書きと、文字を理解した人々;万葉がな;万葉がなの遺品)
- 2 展開―かなのいろいろ(男手;草;女手;片かな;葦手)
- 3 定着―書としてのかな(平安時代の手習いとその詞;かなの消息;調度手本と『古今和歌集』)
「BOOKデータベース」 より