心は脳を超える : 人間存在の不思議
著者
書誌事項
心は脳を超える : 人間存在の不思議
紀伊國屋書店, 1989.2
- タイトル別名
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The wonder of being human : our brain and our mind
- タイトル読み
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ココロ ワ ノウ オ コエル : ニンゲン ソンザイ ノ フシギ
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注記
参考文献: p267-270
原著(The Free Press, 1984年刊)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
20世紀は「科学の世紀」といわれる。その一方で、私たちの「心」の空洞化が進行している。本書は、現代社会に蔓延しているさまざまな「科学的迷信」を取り上げる。いわく、人間は考える機械である、心は脳の働きで説明できる、遺伝的・環境的な要因で人間は決まる、云々。ノーベル賞受賞者で、今世紀を代表する脳生理学者と著名な心理学者の共著で贈る、脳と心、人間の本質をめぐる深い洞察の結晶。自我意識、思考、記憶、創造性、そして「魂」といった人間精神の根幹に鋭く迫る。
目次
- 1 現代の迷信
- 2 生命、心そして人間の起源
- 3 心は脳によって物質世界に連絡する
- 4 唯物論とうそつきのパラドックス
- 5 倫理と進化論
- 6 社会の中の人間
- 7 環境決定論
- 8 二元論的相互作用説から見た言語と思考
- 9 記憶—その脳内機構と心の役割
- 10 人間の知能と人工知能
- 11 随意運動—意志の自由と道徳的責任
- 12 人間の冒険—希望と死
「BOOKデータベース」 より