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エネルギーと熱

有光敏彦著

(初等物理シリーズ / 近角聰信監修, 3)

培風館, 1989.7

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エネルギー ト ネツ

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内容説明・目次

内容説明

エネルギーと熱、という観点から物理を再構成してみると、物理の基本法則をより深く理解することができる。また物理の発展の歴史はエネルギー保存則追求の歴史でもあり、質点や剛体の力学的エネルギー、波動に伴う空間(場)のエネルギー、さらに熱エネルギーへと拡張されてきたのである。本書は、これらのエネルギー全般について、ニュートン力学を基礎に、高校数学の知識だけで十分理解できるよう、丁寧に解説している。特に、力学から熱力学への橋渡しの説明には十分意を尽してある。

目次

  • はじめに(エネルギー概念形成の歴史;仕事;仮想仕事の原理)
  • 力学的エネルギー(仕事と運動エネルギー;力学的エネルギー保存則;摩擦力による仕事;衝突によるエネルギー損失)
  • 振動のエネルギー(単振動のエネルギー;エネルギー注入の仕方;2つの振り子のエネルギーのやりとり;減衰振動;共鳴によるエネルギーの蓄積)
  • 波動のエネルギー(波動エネルギーの伝達;波動エネルギーの発散と集中;波動エネルギーの吸収;定常波とエネルギー;音のエネルギー;光のエネルギー)
  • 熱と分子運動(摩擦と熱;内部自由度の運動(分子の世界);エントロピーと熱;不可逆過程とエントロピー;平均自由行程)
  • 熱現象(熱力学の体系;熱の移動;相と相転移)

「BOOKデータベース」 より

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