自我概念の新展開
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自我概念の新展開
(講座ドイツ観念論 / 廣松渉, 坂部恵, 加藤尚武編, 第3巻)
弘文堂, 1990.9
- タイトル読み
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ジガ ガイネン ノ シンテンカイ
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注記
日本語で読めるフィヒテ関係文献 / 阿部典子編: 巻末p1-27
収録内容
- 総説 : カントを承けてフィヒテへ / 廣松渉 [著]
- カントとフィヒテとの間 / 瀬戸一夫 [著]
- 超越論哲学としての「知識学」 / 長澤邦彦 [著]
- フィヒテの国家契約説における二つのアポリア / 入江幸男 [著]
- フィヒテの社会思想における「理論」と「歴史」 : 『閉鎖商業国家』試論 / 大平伍郎 [著]
- 後期フィヒテ : その知識学・宗教論・道徳論 / 隈元忠敬 [著]
- フィヒテ自我論の射程 : 自己意識・個体性・相互人格性 / 藤澤賢一郎 [著]
- ラインホルトの言語哲学 : 言語制約説と意識理論 / 山口祐弘 [著]
内容説明・目次
内容説明
カントを承けてドイツ観念論はどのように展開し始めたか。ヤコービ、ラインホルト、シュルツェ、マイモンらの諸峰を踏破して巨峰フィヒテの高みへ。知識学、宗教哲学、道徳哲学、法哲学、社会哲学にまで拡がるフィヒテ哲学の射程を測り、近代哲学の“自我”概念が大きく変転した次第を見定める。そこには数々の理論的遺産が再発見される。
目次
- 総説カントを承けてフィヒテへ(広松渉)
- カントとフィヒテとの間(瀬戸一夫)
- 超越論哲学としての「知識学」(長沢邦彦)
- フィヒテの国家契約説における二つのアポリア(入江幸男)
- フィヒテの社会思想における「理論」と「歴史」—『閉鎖商業国家』試論(大平伍郎)
- 後期フィヒテ—その知識学・宗教論・道徳論(隈元忠敬)
- フィヒテ自我論の射程—自己意職・個体性・相互人格性(藤沢賢一郎)
- ラインホルトの言語哲学—言語制約説と意識理論(山口祐弘)
- 日本語で読めるフィヒテ関係文献
「BOOKデータベース」 より