殿様生物学の系譜
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殿様生物学の系譜
(朝日選書, 421)
朝日新聞社, 1991.3
- タイトル読み
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トノサマ セイブツガク ノ ケイフ
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殿様生物学の系譜
1991
限定公開 -
殿様生物学の系譜
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内容説明・目次
内容説明
日本の博物学・生物学の発展は、数多くの大名・華族・皇族たちが担ってきた。「偉大なアマチュア」から「世界的な研究者」まで、近代科学史に残るさまざまな足跡をたどる。
目次
- 第1部 江戸の先達たち(博物学フィーバーの先がけ—細川重賢;「殿様芸」を超えた博物図譜—江戸中期博物大名列伝;赭鞭会に集まった大名・旗本たち—前田利保と黒田斉清;60年も続いた「同好会」—尾張甞百社をめぐる人々;「夢」を忘れなかった薩摩の名君—島津重豪;東北の地で博物学の王道を歩む—松森胤保)
- 第2部 日本鳥学をつくった人々(細胞遺伝を分類に持ち込む—山階芳麿;飼育を科学にした鳥の公爵—鷹司信輔;カンムリツクシガモの発見—黒田長礼;絶滅鳥とモダン候爵—蜂須賀正氏;わが国山岳鳥類研究の草分け—清棲幸保;非運の大コレクション—松平頼孝)
- 第3部 博物学から生物学へ(殖産興業を支えた「博覧会男爵」—田中芳男;彦山の神官ナチュラリスト—高千穂宣麿;虎狩りの殿様の生物研究所—徳川義親;日本植物のルーツを求めて—原寛;博物家系のアンカー鳥学者—黒田長久;回り道した「雑甲虫」専門家—久松定成)
- 第4部 業績は広い分野に(「発現の喜び」を求めて—明治〜昭和・華族生物学者列伝;世界的評価のヒドロ虫研究—昭和天皇;「極めて精緻かつ正確」なハゼ研究—明仁天皇)
「BOOKデータベース」 より