近代人の誕生 : フランス民衆社会と習俗の文明化
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書誌事項
近代人の誕生 : フランス民衆社会と習俗の文明化
筑摩書房, 1992.9
- タイトル別名
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L'invention de l'homme moderne : sensibilités, moœurs et comportements collectifs sous l'ancien régime
- タイトル読み
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キンダイジン ノ タンジョウ : フランス ミンシュウ シャカイ ト シュウゾク ノ ブンメイカ
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注記
書誌: 巻末p25-40
原著 (Paris : Fayard, 1988) の全訳
内容説明・目次
内容説明
近代人とはいったい何者なのか?居酒屋「毛深い穴」亭で大酒喰らい、「陽気な物質」をまき散らし、淫蕩にふけり、神を罵っていた男や女たちが、いつ、どうして、どのようにして、ヨーロッパ近代人に変貌してしまったのか?中世の終りから大革命までの間にいったい何が起きたのか?フランス人および他の西欧人たちに刻印をしるした、この強烈な“習俗の文明化”の過程を精緻に跡づけ、ブリリアントに描きだす、フランス期待の歴史学者による社会史の大作。
目次
- 第1章 乱暴な者、不潔な者、性悪な者、総登場!(十五・十六世紀)
- 第2章 仲介者の時代(十六世紀)
- 第3章 近代人の有罪化(十六〜十八世紀)
- 第4章 身体の秩序
- 第5章 父親から息子へ
- 第6章 嗜好、嫌悪、対照—十七世紀・十八世紀の集合的感性
- 結論 近代性について
「BOOKデータベース」 より