無意識の発見
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書誌事項
無意識の発見
(岩波講座現代思想 / 新田義弘 [ほか] 編集委員, 3)
岩波書店, 1993.7
- タイトル読み
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ムイシキ ノ ハッケン
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注記
内容: 一: 意識・無意識・欲動(1「フロイト」-3「精神分析の内景」), 二: コトバと無意識(4「夢の象徴とコトバ」-6「母性棄却」), 三: 精神分析学と現代思想(7「物語解釈と無意識」-10「生と死の欲動」), 執筆者紹介
収録内容
- フロイト : 無意識の発見者 / 鈴木晶 [執筆]
- ユングの分析心理学 : ユングによる無意識の発見と魂のリアリティ / 河合俊雄 [執筆]
- 精神分析の内景 : 無意識の失われた対象と消え去る主体 / 新宮一成 [執筆]
- 夢の象徴とコトバ / 丸山圭三郎 [執筆]
- ラカンによる無意識の探求 : ボロメオ結び / 小出浩之 [執筆]
- 母性棄却 : ジュリア・クリステヴァの記号論から / 原田邦夫 [執筆]
- 物語解釈と無意識 / 久米博 [執筆]
- ライヒvs.フロイト : 離反の理論的基礎をめぐって / 徳永恂 [執筆]
- 無意識と主体性 : 遺伝子のゲシュタルトクライス / 木村敏 [執筆]
- 生と死の欲動 : 境界例 borderline case の心理療法過程から / 穂苅千恵, 小川捷之 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
フロイトによる無意識の発見がなかったら、20世紀の人間の自画像はどれほど違っていただろうか。この発見が夢や性、神経症状の理解を可能にし、意識の合理的論理やコトバの深層、母性原理による近代西欧知の洗い直しを迫ったのだから。本巻はユング、ラカンを経て精神分析の最前線を探る一方、遺伝子レベルまで遡って無意識の今日的状況を考える。
目次
- 1 意識・無意識・欲動(フロイト;ユングの分析心理学;精神分析の内景)
- 2 コトバと無意識(夢の象徴とコトバ;ラカンによる無意識の探求;母性棄却)
- 3 精神分析学と現代思想(物語解釈と無意識;ライヒvs.フロイト;無意識と主体性;生と死の欲動)
「BOOKデータベース」 より