ジェンダー・開発・NGO : 私たち自身のエンパワーメント

書誌事項

ジェンダー・開発・NGO : 私たち自身のエンパワーメント

キャロライン・モーザ [著] ; 久保田賢一, 久保田真弓訳

新評論, 1996.12

タイトル別名

Gender planning and development : theory, practice & training

タイトル読み

ジェンダー カイハツ NGO : ワタクシタチ ジシン ノ エンパワーメント

大学図書館所蔵 件 / 337

この図書・雑誌をさがす

注記

原著(Routledge, 1993年刊)の翻訳

本書の理解を助ける日本語文献紹介: p349-350

参考文献一覧: p351-366

総索引: p367-370

帯によるシリーズ名: <開発と文化を問う>シリーズ 3

内容説明・目次

内容説明

意志決定や労働分担の面から世帯に焦点をあて、女と男のニーズの違いを明らかにする。生活改善のための実際的ジェンダー・ニーズと自立のための戦略的ジェンダー・ニーズの区別が、ジェンダーに対処した開発計画をすすめる場合いかに有効か、その根拠を示す。福祉、公正、貧困撲滅、効率、エンパワーメントの5アプローチからジェンダー計画を分析する。ジェンダー診断やWID/GAD政策表の分析ツールを下にジェンダー政策の実践手順を示す。ジェンダー政策を実施する機関・部署・部門の問題を政治・制度・組織面から考察する。ジェンダーに対処した開発を行うための手法とそこで生じる様々な制約に注意を促す。開発スタッフ向けのジェンダー・トレーニング法とその具体的実践メニューを紹介する。家庭、地域、国、世界の様々なレベルの接近法を第三世界の女性NGOの活動から学ぶ。

目次

  • 第1章 はじめに
  • 第2章 ジェンダーの役割と家族
  • 第3章 実際的、戦略的ジェンダー・ニーズと国家の役割
  • 第4章 第三世界の「開発と女性」に関する政策
  • 第5章 ジェンダー計画にむけて—開発計画における新しい学派とその方法論
  • 第6章 ジェンダー計画の制度化へ向けて—新しい開発計画とその手法
  • 第7章 ジェンダー政策を実施するための手順
  • 第8章 ジェンダー計画のためのトレーニング
  • 第9章 解放アプローチにむけて—女性組織の政策課題

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ