感染と生体防御

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感染と生体防御

竹田美文, 渡邊武編集

（岩波講座現代医学の基礎 / 伊藤正男 [ほか] 編集委員, 11）

岩波書店, 2000.2

Title Transcription

カンセン ト セイタイ ボウギョ

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Note

参考文献: 各章末

三崎義堅の「崎」は「山竒」の置き換え

Contents of Works

  • 細菌感染症成立の初期反応 : 細菌の細胞への定着 / 山本達男 [執筆]
  • 細菌の感染細胞内での動態と宿主応答 / 光山正雄 [執筆]
  • タンパク毒素による組織の障害 / 平山壽哉 [執筆]
  • スーパー抗原と感染症 / 内山竹彦 [執筆]
  • 病原細菌のゲノム解析 / 林哲也 [執筆]
  • ウイルスの細胞内増殖 / 今西二郎 [執筆]
  • ウイルス感染の成立と病原性を決定する諸要因 / 永井美之, 西山幸廣 [執筆]
  • 感染症と生体防御機構 / 渡邊武 [執筆]
  • 感染防御機構の破綻 / 近藤直実 [執筆]
  • 炎症, その分子病態 : 自然免疫による防御機構からみる / 山本哲郎 [執筆]
  • アレルギー性炎症 : 好酸球活性化による組織傷害 / 岩本逸夫, 中島裕史 [執筆]
  • 自己免疫疾患 : 自己免疫寛容の破綻 / 三崎義堅, 山本一彦 [執筆]
  • がん細胞排除機構 / 河上裕 [執筆]
  • ワクチン開発の新戦略 / 西村泰治 [執筆]

Description and Table of Contents

Description

近年、感染症はますます注目を集めている。本巻前半では、感染に焦点をあて、細菌、ウイルスによる感染症発生の仕組みを、定着、侵入、増殖、宿主応答という感染成立の過程に沿って解説し、次世紀、感染症研究の中心課題になると予想される病原細菌のゲノム解析の意義と、ゲノム情報を基盤とした細菌の病原性研究の今後の展望について述べる。後半では、生体防御機構を扱い、感染症やがんに対する免疫系の働きを、分子レベル、細胞レベルでおさえた上で、免疫機能の破綻によって起こる免疫不全症、逆に過剰な反応で起こるアレルギー疾患や炎症反応、自己免疫疾患の機構を紹介し、機能が低下したり破綻を来した免疫系の修復についてふれる。

Table of Contents

  • 細菌感染症成立の初期反応—細菌の細胞への定着
  • 細菌の感染細胞内での動態と宿主応答
  • タンパク毒素による組織の障害
  • スーパー抗原と感染症
  • 病原細菌のゲノム解析
  • ウイルスの細胞内増殖
  • ウイルス感染の成立と病原性を決定する諸要因
  • 感染症と生体防御機構
  • 感染防御機構の破綻
  • 炎症、その分子病態—自然免疫による防御機構からみる〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BA45363769
  • ISBN
    • 9784000109215
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    ix, 248p, 図版1枚
  • Size
    27cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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