「インテリア」で読むイギリス小説 : 室内空間の変容
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書誌事項
「インテリア」で読むイギリス小説 : 室内空間の変容
ミネルヴァ書房, 2003.5
- タイトル別名
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インテリアで読むイギリス小説
- タイトル読み
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インテリア デ ヨム イギリス ショウセツ : シツナイ クウカン ノ ヘンヨウ
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注記
引用・参考文献: 各章末
収録内容
- インテリアという表象 / 江河徹著
- カントリー・ハウスと室内空間 : ジェイン・オースティンの館に触れて / 杉恵惇宏著
- もの溢れるヴィクトリア朝と作家たち / 岩田託子著
- ウィリアム・モリスとアーツ・アンド・クラフツ運動 : デザイン思想と社会改革のヴィジョン / 川端康雄著
- 世紀末の開かずの間 : 『ドリアン・グレイの肖像』の室内装飾をめぐって / 伊達恵理著
- 「インテリア小説」としての『嵐が丘』 : バルテュスの挿絵を手掛かりに / 久守和子著
- 鏡で読み解く『ヴィレット』 / 岩上はる子著
- 「見せる」ことと「使う」こと : エリザベス・ギャスケルの『北と南』における「家」の条件 / 青木剛著
- 寝台に横たわる人びと : イヴリン・ウォーとカントリー・ハウス / 山田麻里著
- 部屋の文学・家の文学 : E・M・フォースターのインテリア / 川西進著
- 「子ども部屋」にひそむ驚異 : イギリス児童文学にみるインテリアの表象 / 安達まみ著
- 移動する部屋 : イシグロ、ロレンス、チャトウィンに見る断念の形影 / 中川僚子著
- 変容する女たちの部屋 : ドラブル、カーター、ブルックナー、レッシング、マードック / 平井杏子著
内容説明・目次
内容説明
イギリス小説の魅力へのアプローチはさまざまに考えられるだろう。本書は、イギリス小説に描かれた「室内空間=インテリア」を手がかりとして、イギリスの文化・歴史の理解に迫りながら、小説の具体的な事物の描写を通して、作品世界のより深い読み取りを目指した。通常は人間関係のドラマの背景に過ぎないと思われがちな室内のモノたちだが、あえてその存在に意識を向けると、より豊かな物語が見えてくる。
目次
- 1 インテリアの歴史的表象(インテリアという表象;カントリー・ハウスと室内空間—ジェイン・オースティンの館に触れて;もの溢れるヴィクトリア朝と作家たち ほか)
- 2 作品に読むインテリア(「インテリア小説」としての『嵐が丘』—バルテュスの挿絵を手掛かりに;鏡で読み解く『ヴィレット』;「見せる」ことと「使う」こと—エリザベス・ギャスケルの『北と南』における「家」の条件 ほか)
- 3 生の空間を求めて(部屋の文学・家の文学—E.M.フォースターのインテリア;「子ども部屋」にひそむ驚異—イギリス児童文学にみるインテリアの表象;移動する部屋—イシグロ、ロレンス、チャトウィンに見る断念の形影 ほか)
「BOOKデータベース」 より