読む・書く・記憶するのが困難なLDの子どもたち。

書誌事項

読む・書く・記憶するのが困難なLDの子どもたち。

品川裕香著

(怠けてなんかない! : ディスレクシア / 品川裕香著)

岩崎書店, 2003.11

タイトル別名

読む書く記憶するのが困難なLDの子どもたち

タイトル読み

ヨム・カク・キオク スル ノガ コンナンナ LD ノ コドモ タチ。

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注記

参考文献: p247

内容説明・目次

内容説明

知的能力には問題がなく視覚・聴覚機能もOK。それなのに生まれつき、読んだり書いたりすることが難しい…そう、彼らが抱えているしんどさが「読み書きのLD」つまり「ディスレクシア(読み書き困難)」の症状なのです。学校では「能力があるのにできないのは怠けているから」と責められます。親も「やればできる」と本人を追い立てますが、そのうち「これだけやってもできないのは育て方を間違えたから」と自らを責めてしまう。何より当の本人が「努力が足りないから自分は読み書きができないのだ」と思い込み、やがて成果が出ないことに傷つき「何をやってもダメなヤツなんだ」と苦悩する…。本書で紹介するディスレクシアの人・親御さんたちは、長い長い間、暗く深い森をさまよいました。でも、諦めなかった。何度挫折しても、出口は必ずあると自らを奮い立たせてきて…そして見つけたんです。生命がきらめく生き方を。

目次

  • 第1章 ボクはどうして勉強ができないの?—さまよい続けた暗い森の中で、本人たちが見つけたひとすじの光(小学3年生でディスレクシアとわかるが、だれも効果的な指導方法を知らない。二次障害に苦しんだ末、退学。曲作りに新しい日々を賭ける;ディスレクシアでよかった。そのおかげで不登校になり、不登校のおかげでパソコンを知り、自分の進む道が見つかった ほか)
  • 第2章 読めない書けないは育て方が悪かったせい?—子どもの可能性を見つけるまで続く親の葛藤(目も見えるし、耳も聞こえるのに、読み書きができない。育て方、家庭環境のせいと言われ、死を思った日々;読み書きが上達しない息子に悩む母と特訓する父。胃けいれんと下痢に苦しんだ息子は中1でアメリカ留学を決意 ほか)
  • 第3章 ディスレクシアに対する現場の対応—現状で子どもたちを支援できる方法(専門機関にできること『大阪医科大学LDセンター』;民間機関にできること『神戸YMCA』 ほか)
  • 第4章 そもそもディスレクシアってなに?きちんと理解しておきたいディスレクシア(ディスレクシアについて聞きたいことなんでもQ&A;アメリカのディスレクシア教育事情)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA6446162X
  • ISBN
    • 9784265801268
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    247, 8p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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