陸奥宗光とその時代
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陸奥宗光とその時代
(PHP文庫, [お84])
PHP研究所, 2003.3
- タイトル読み
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ムツ ムネミツ ト ソノ ジダイ
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注記
底本は1999年10月PHP研究所より刊行
文献目録あり
陸奥宗光年表: 巻末
陸奥宗光の肖像あり
シリーズ番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
不平等条約の改正、日清戦争と下関条約、そして三国干渉…。激動の時代にあって日本の命運を担い、日本近代外交の礎を築いた陸奥宗光。本書は、一家流浪、坂本龍馬との出会い等を経て、第二次伊藤内閣の外相となり、英国との条約改正を成功させ、三国干渉を素早く収拾するなど、見事な外交手腕を発揮し、明治日本の生存と尊厳を守り抜いた外交官の波乱の生涯を公正・客観的に綴った力作評伝である。
目次
- 父と子—爛熟する十八世紀文化
- 自得翁—江戸時代エリートの思想的遍歴
- 明治維新—革命と硝煙の時代へ
- 鵬翼折る—プロシア的軍事国家の出現
- 冬の鴬—土佐のいごっそうに振りまわされる
- 蛍雪の功再び—獄中の勉強三昧
- 蛍雪の功三たび—プロシア的憲法でよいのだろうか?
- 日本のデモクラシー—近代国家への模索
- 日本の憲政—世界に誇るサムライ・デモクラシー
- 議会民主主義の最初の挫折—暴力的な大選挙干渉〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より