書誌事項

身体活動の健康心理学 : 決定因・安寧・介入

スチュワート J.H. ビドル, ナネット・ムツリ著

大修館書店, 2005.4

タイトル別名

Psychology of physical activity : determinants, well-being and interventions

身体活動の健康心理学 : 決定因安寧介入

タイトル読み

シンタイ カツドウ ノ ケンコウ シンリガク : ケッテイイン アンネイ カイニュウ

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注記

監訳: 竹中晃二, 橋本公雄

引用文献: p290-317

内容説明・目次

内容説明

本書は、英国の著名な研究者ビドル博士とムツリ博士によって書かれた運動心理学(Exercise Psychology)の邦訳です。運動心理学は、対象を身対活動や運動に絞った心理学であり、近年、欧米において急速に発展してきた研究領域です。その大きな特徴は、運動を心身の健康づくりに寄与させることを目的に、運動習慣の採択・継続(アドヒアランス)を規定する要因を探り(決定因研究)、運動実施による心理的効果を確認し(安寧研究)、運動アドヒアランスを強化するために行動変容の方策を開発し、評価(介入研究)を行うことです。最近では、他の健康行動との関わりも研究対象として組み込まれています。そのため、本書では「健康心理学」という用語をあえてタイトルにいれました。また、タイトルの「身体活動」が意味する内容は、スポーツから日常生活の活動を含む幅広い身体活動を意味しています。

目次

  • 第1部 導入と理論的根拠
  • 第2部 動機づけと心理学的決定因(身体活動の動機づけ:導入と概説;統制感による動機づけ;私はできる有能感と自信の感覚を通した動機づけ;身体活動と態度との関連;身体活動の理論・モデル:ステージ、局面、重複;感じるものと私がいるところ:運動知覚と社会的環境)
  • 第3部 身体活動の心理的効果(気持ちが良くなる要因:身体活動と心理的安寧;うつとその他の精神疾患;臨床患者における運動の心理学)
  • 第4部 介入、応用、将来の方向性(影響を与える1:個人のための介入方略;影響を与える2:組織と地域社会における介入;結論と将来の展望)

「BOOKデータベース」 より

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