日本の教育と基礎学力 : 危機の構図と改革への展望
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書誌事項
日本の教育と基礎学力 : 危機の構図と改革への展望
明石書店, 2006.2
- タイトル別名
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Forming key academic competences : crisis and challenges of Japanese education
- タイトル読み
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ニホン ノ キョウイク ト キソ ガクリョク : キキ ノ コウズ ト カイカク エノ テンボウ
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注記
参考文献: 各章末
その他の著者: 金子元久, 佐藤学, 市川伸一, 村山航, 恒吉僚子, 小川正人, 青木栄一, 中嶋哲彦, 秋田喜代美, 苅谷剛彦
内容説明・目次
内容説明
なぜ今、子どもの学力を問題としなければならないのか。そもそも「学力」とは何か、どのような意味で日本の子どもの学力が低下しているといえるのか、それは諸外国と比べてどのような特徴をもっているのか。そして現在の政府、自治体、学校、教師の直面する問題は何か、どこに問題の解決への糸口を求めるべきなのか。本書は、そうした問いに、体系的な分析に基づいて答えていく。
目次
- 学力問題の構図
- 第1部 基礎学力問題の構図(社会の危機と基礎学力;転換期の教育危機と学力問題—学力論議と学校の変容)
- 第2部 国際比較の中の基礎学力(学力論争における国際学力比較調査の役割;PISAをいかに読み解くか—求められる評価リテラシー;国際比較の中の日本型学力—求められる学力育成システム再編の理念)
- 第3部 国の課題と地域の可能性(義務標準法制改革と少人数学級政策—国の学級編制標準40人の改善は実現できるか;地域からの教育改革・学力向上施策—市区町村のとりくみ全国調査から;基礎学力の平等保障をめざす犬山市の教育改革—研究的教育実践と教育の地方自治)
- 第4部 学校教師のこれから(教師の力量形成—協働的な知識構築と同僚性形成の場としての授業研究;義務教育の地殻変動と「学力」問題のゆくえ—階層格差拡大を導く「分権化」という名の地域格差拡大政策)
「BOOKデータベース」 より