支配と暴力
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支配と暴力
(岩波講座アジア・太平洋戦争 / 倉沢愛子 [ほか] 編集委員, 7)
岩波書店, 2006.5
- タイトル読み
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シハイ ト ボウリョク
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注記
その他の執筆者: 中野聡, プラセンジット・ドゥアラ, 小林寧子, 水野直樹, 籠谷直人, 森山優, 松本武祝, 劉傑, リ・ナランゴア, 根本敬, テッサ・モーリス-スズキ, 林博史, 荒敬, 平川均
月報あり
参考・参照文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
「大東亜」戦争期を通じて、日本のアジア進出と異民族統治はさらに拡大していった。その支配は各地に何をもたしたのか?第七巻では、イデオロギー、統治のテクノロジー、経済等の諸側面から「大東亜共栄圏」の実相に迫るとともに、今なお各地の脱植民地化の過程に根深い影響を与える、支配の再編・継続の問題を考察する。
目次
- 1 統治のテクノロジー(植民地統治と南方軍政—帝国・日本の解体と東南アジア;満州国における民族と民族学;イスラーム政策と占領地支配;戦時期朝鮮の治安維持体制)
- 2 資源の戦争(帝国内の物流—米と鉄道;日中全面戦争後の在日本華僑・印僑ネットワーク;「南進論」と「北進論」)
- 3 抵抗と協力の間(戦時期朝鮮における朝鮮人地方行政職員の「対日協力」;汪兆銘政権論;内モンゴルにおける「蒙疆」政権;東南アジアにおける「対日協力者」—「独立ビルマ」バモオ政府の事例を中心に)
- 4 支配の継続と再編(帝国の忘却—脱植民地化・紛争・戦後世界における植民地主義の遺産;基地論—日本本土・沖縄・韓国・フィリピン;日本の再軍備—警察予備隊の創設を中心に;倍賞と経済進出)
「BOOKデータベース」 より