国境を越える歴史認識 : 日中対話の試み
著者
書誌事項
国境を越える歴史認識 : 日中対話の試み
東京大学出版会, 2006.5
- タイトル別名
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Contending issues in Sino-Japanese relations : toward a history beyond borders
- タイトル読み
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コッキョウ オ コエル レキシ ニンシキ : ニッチュウ タイワ ノ ココロミ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
参考文献: 各章末
年表: 章末
収録内容
- 日中関係史の語り方 : 19世紀後半 / 茂木敏夫 [執筆]
- 関係緊密化と対立の原型 : 日清戦争後から二十一カ条要求まで / 川島真 [執筆]
- 「反日」・「反中」循環のなかの日中外交 : 満州事変前夜 / 劉傑 [執筆]
- 「田中上奏文」をめぐる論争 : 実存説と偽造説の間 / 服部龍二 [執筆]
- 満州国史の争点 : 同時代と後世の視角 / 樋口秀実 [執筆]
- 南京アトロシティズ : 建設的な対話は可能なのか / 楊大慶 [執筆]
- 汪兆銘と「南京国民政府」 : 協力と抵抗の間 / 劉傑 [執筆]
- 日本の歴史教科書の制度と論争構図 / 三谷博 [執筆]
- 歴史教科書にみる日中の相互認識 / 茨木智志 [執筆]
- 台湾の日本時代をめぐる歴史認識 / 浅野豊美 [執筆]
- 戦後日本の政治と慰霊 / 村井良太 [執筆]
- 戦争賠償問題から戦後補償問題へ / 楊志輝 [執筆]
- 歴史対話と史料研究 / 川島真 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
日中戦争、南京事件、歴史教科書、靖国参拝…。日本と中国の近現代史を形づくってきた出来事をめぐり深刻な相違が浮かび上がっているいまこそ、理性的な対話が必要なのだ—。日中の若手研究者らによる問いかけ。
目次
- 第1部 歴史の事実と歴史認識(日中関係史の語り方—19世紀後半;関係緊密化と対立の原型—日清戦争後から二十一カ条要求まで;「反日」・「反中」循環のなかの日中外交—満州事変前夜;「田中上奏文」をめぐる論争—実存説と偽造説の間;満州国史の争点—同時代と後世の視角;南京アトロシティズ—建設的な対話は可能なのか;汪兆銘と「南京国民政府」—協力と抵抗の間)
- 第2部 和解のための歴史認識を求めて(日本の歴史教科書の制度と論争構図;歴史教科書にみる日中の相互認識;台湾の日本時代をめぐる歴史認識;戦後日本の政治と慰霊;戦争賠償問題から戦後補償問題へ;歴史対話と史料研究)
「BOOKデータベース」 より