Bibliographic Information

「ジェンダー」の危機を超える! : 徹底討論!バックラッシュ

若桑みどり [ほか] 編著

(青弓社ライブラリー, 45)

青弓社, 2006.8

Other Title

「ジェンダー」概念を話し合うシンポジウム

ジェンダーの危機を超える : 徹底討論バックラッシュ

ジェンダー概念を話し合うシンポジウム

Title Transcription

ジェンダー ノ キキ オ コエル : テッテイ トウロン バックラッシュ

Available at  / 238 libraries

Note

その他の編著者: 加藤秀一, 皆川満寿美, 赤石千衣子

ジェンダー関連年表: p287-299

Contents of Works

  • 「渦中の人」から / 上野千鶴子著
  • ジェンダー概念の有効性について / 江原由美子著
  • 「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の使い方、使われ方 / 井上輝子著
  • バックラッシュの流れ : なぜ「ジェンダー」が狙われるのか / 若桑みどり著
  • 「ジェンダーフリー」教育の現場から / 兵頭貴子著
  • 性教育へのバッシング : 学校の現場から / 高村あい著
  • 言葉を力に : 市民と行政と学界のはざまで / 丹羽雅代著
  • ことばは生きている、あるいは、よりよき相互理解のために / 加藤秀一著
  • 「ジェンダー」の何が問題なのか : 3・25シンポジウム全体討議
  • フェミニストの一部がどうしてジェンダーフリー概念を避けるのか / 伊田広行著
  • トランスジェンダーからの攪乱的問いかけ、ジェンダー概念再考 / 金井淑子著
  • ジェンダーフリー・バッシングと「日本の伝統」 / 加納実紀代著
  • ジェンダーフリー教育が意図したもの / 舘かおる著
  • 「国家とジェンダー」を問う / 鶴田敦子著
  • 学習・思想をめぐる市民と行政 / 細谷実著

Description and Table of Contents

Description

男女平等や性の自己決定、それらを支える社会制度の設計を推進してきた概念であるジェンダーに対して、誤解や曲解に基づく攻撃=バックラッシュが全国で巻き起こっている。「男らしさ/女らしさ」を基盤に、性別役割の非対称な権力構造を固定化させるのが狙いである。これに反撃するシンポジウムには、江原由美子や井上輝子、若桑みどりら研究者を筆頭に、学校教員・弁護士・政治家・女性団体・市民が集まり、バックラッシュの現状を報告しあい、概念としてのジェンダーをめぐる徹底討論がおこなわれた。その成果をもとに、上野千鶴子や鶴田敦子、加納実紀代、舘かおるらも寄稿し、バックラッシュの反動性を批判し、ジェンダー概念の深化をさぐる。

Table of Contents

  • 「渦中の人」から
  • 第1部 「ジェンダー」をめぐるポリティクス(ジェンダー概念の有効性について;「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の使い方、使われ方;バックラッシュの流れ—なぜ「ジェンダー」が狙われるのか;「現場」からの声;言葉を力に—市民と行政と学界のはざまで;ことばは生きている、あるいは、よろよき相互理解のために)
  • 第2部 「ジェンダー」の何が問題なのか—3.25シンポジウム全体討議
  • 第3部 バックラッシュに抗うまなざし(フェミニストの一部がどうしてジェンダーフリー概念を避けるのか;トランスジェンダーからの撹乱的問いかけ、ジェンダー概念再考;ジェンダーフリー・バッシングと「日本の伝統」;ジェンダーフリー教育が意図したもの;「国家とジェンダー」を問う;学習・思想をめぐる市民と行政)

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Details

  • NCID
    BA78049861
  • ISBN
    • 4787232622
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    307p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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