芸術の真理 : 文学と哲学の対話
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芸術の真理 : 文学と哲学の対話
(叢書・ウニベルシタス, 853)
法政大学出版局, 2006.9
- タイトル読み
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ゲイジュツ ノ シンリ : ブンガク ト テツガク ノ タイワ
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注記
『ガダマー全集』 ("Gesammelte Werke") 第8巻, 第9巻に収められた論文のうち、ガダマーの芸術論を中心にした論集
参照した邦訳書: p186
内容説明・目次
内容説明
哲学者ガダマーの芸術論。思索の根拠を自己の「芸術体験」に求めていたガダマーの初期の芸術論集。ゲーテとモーツァルトの『魔笛』、バッハとワイマル文化、クライストの真実の愛、詩人リルケの神話的内面世界などテクストに秘匿された「芸術の心理」を哲学的解釈学の立場から開示する。
目次
- 第1章 ゲーテと道徳的世界
- 第2章 人間の精神的発展過程について:ゲーテの未完の作品研究—『プロメテウス』、『パンドーラ』、『魔笛第二部』より
- 第3章 バッハとワイマル
- 第4章 心の最も内なる神:クライストの『アンフィトリオン』論
- 第5章 ライナー・マリア・リルケの現存在解釈:『ドゥイノの悲歌』論—ロマノ・グァルディーニの著作について
- 第6章 詩作品と句読法—リルケの『オルフォイスへのソネット』より
- 第7章 リルケの『ドゥイノの悲歌』における神話創作的転回
- 第8章 翻訳としての読書:ガダマーの翻訳論
「BOOKデータベース」 より