書誌事項

脈打つ身体 : Material

石川准編

(身体をめぐるレッスン / 鷲田清一 [ほか] 編集委員, 3)

岩波書店, 2007.1

タイトル別名

脈打つ身体

タイトル読み

ミャクウツ シンタイ : Material

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注記

引用・参考文献: 論文末

収録内容

  • マテリアルと折り合うためのレッスン / 石川准著
  • 有能化
  • 装甲するビオス / 金森修著
  • 〈対談〉身体のコンピュータ化、コンピュータの身体化 / 塚本昌彦, 石川准述
  • 身体はなぜ抗うつ薬を食べ続けるのか / 高岡健著
  • 求ム、癒されるべき身体 : セラピーカルチャーの感情社会学 / 岡原正幸著
  • 身体化
  • 身体の位置 : 歩く、感じる、考える / 石川准著
  • 〈動くこと〉としての〈見ること〉 : 身体化された看護実践の知 / 西村ユミ著
  • 複素的身体性論 : 無敵の探求 / 内田樹著
  • 調整と和解
  • あふれ出す身体 : 理学療法の現場から / 玉地雅浩著
  • もう一つの当事者研究 : 当事者としての援助者 / 向谷地生良著
  • 形容詞の迷宮 : 「自閉的な情報処理」と「あまり賢くない身体からの入力」が重なった例について、本人の主観による報告 / ニキリンコ著
  • ALSを生きる / 橋本みさお著

内容説明・目次

内容説明

物質としての身体は、その「持ち主」によって絶え間なく統御・酷使され、さらに、さまざまな技術によって能力の最大化を図られる。その一方で、身体の内部には、「持ち主」のコントロールを逃れ、飛び立とうとする生命力が脈打っている。身体に対する統御と、その統御を自らの力に変える身体の柔軟性、さらに、身体の有限性との折り合いのつけ方を、さまざまな生の実相に寄り添いながら描き出す。

目次

  • 序論 マテリアルと折り合うためのレッスン
  • 1 有能化(装甲するビオス;対談 身体のコンピュータ化、コンピュータの身体化;身体はなぜ抗うつ薬を食べ続けるのか;求ム、癒されるべき身体—セラピーカルチャーの感情社会学)
  • 2 身体化(身体の位置—歩く、感じる、考える;「動くこと」としての「見ること」—身体化された看護実践の知;複素的身体性論—無敵の探求)
  • 3 調整と和解(あふれ出す身体—理学療法の現場から;もう一つの当事者研究—当事者としての援助者;形容詞の迷宮—「自閉的な情報処理」と「あまり賢くない身体からの入力」が重なった例について、本人の主観による報告;ALSを生きる)

「BOOKデータベース」 より

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