中国名文選
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中国名文選
(岩波新書, 新赤版 1113)
岩波書店, 2008.1
- タイトル読み
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チュウゴク メイブンセン
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注記
年表: 巻末p1-4
内容説明・目次
内容説明
中国の古典は、漢文訓読というユニークな読解法を通じて、長きに亙って日本人の教養を形づくり、日本語の文章に影響を与えてきた。ここに数多の作品から選び抜いた名文は、孟子・荘子から宋代の蘇軾・李清照まで、十二人の文章家の代表作。内容・形式もさまざまな文章を、読みどころを押さえながら訓読し、達意の解説がその味わいを伝える。
目次
- 中国の文章を読む
- 「五十歩を以て百歩を笑わば、則ち何如」—為政者の使命
- 「北冥に魚有り、其の名を鯤と為す」—飛翔する想像力
- 「夜 漢軍の四面皆楚歌するを聞く」—英雄凄絶の死
- 「濁酒一杯、弾琴一曲、志願畢われり」—本音のままに生きる
- 「芳華鮮美にして、落英繽紛たり」—別天地の物語
- 「物色の動けば、心も亦た揺らぐ」—文学にとって自然とは
- 「天地は万物の逆旅にして、光陰は百代の過客なり」—春の夜のうたげ
- 「千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず」—人材の発見・「人の世に于いて何如ぞや」—人の世に生きるとは
- 「見る所無きに至りて、而も猶お帰るを欲せず」—忘れられた自然との出会い
- 「酔翁の意は酒に在らず」—醒めた観察のまなざし
- 「逝く者は斯くの如くして、而も未だ嘗て往かざるなり」—造物者の無尽蔵
- 「中れば即ち杯を挙げて大笑し、茶傾きて懐中に覆るに至る」—細やかな夫婦愛
「BOOKデータベース」 より