日本庭園 : 空間の美の歴史
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日本庭園 : 空間の美の歴史
(岩波新書, 新赤版 1177)
岩波書店, 2009.2
- タイトル読み
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ニホン テイエン : クウカン ノ ビ ノ レキシ
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注記
参考文献: p229-235
内容説明・目次
内容説明
京都・龍安寺の枯山水、東京・小石川後楽園の回遊式庭園、あるいは茶室の露地の佇まい。日本各地に残る名園は、時代時代の様式を持っている。祭祀や儀式の場に始まり、鑑賞の対象となり、社交の舞台ともなった庭園の美の変遷を、縄文から近代にわたってたどる。歴史を知ることで、探訪の楽しみが一段と深まるに違いない。
目次
- 第1章 庭園の始まり—縄文・弥生・古墳時代の屋外造形
- 第2章 飛鳥の園池—大陸伝来の庭園造り
- 第3章 平城京の庭園文化—日本庭園のデザインの起源
- 第4章 王朝貴族の舞台装置—立地と景観を活かす
- 第5章 作庭の新たな担い手—禅と鎌倉・室町の造形
- 第6章 数寄の空間—乱世の美意識
- 第7章 「大名庭園」と行楽の場—定着する庭園文化
- 第8章 近代の日本庭園—象徴主義からの脱却
- 終章 文化資源としての日本庭園—次代へどうつなぐか
「BOOKデータベース」 より