教育と平等 : 大衆教育社会はいかに生成したか
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書誌事項
教育と平等 : 大衆教育社会はいかに生成したか
(中公新書, 2006)
中央公論新社, 2009.6
- タイトル読み
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キョウイク ト ビョウドウ : タイシュウ キョウイク シャカイ ワ イカニ セイセイ シタカ
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注記
参考文献: p287-290
内容説明・目次
内容説明
戦後教育において「平等」はどのように考えられてきたのだろうか。本書が注目するのは、義務教育費の配分と日本的な平等主義のプロセスである。そのきわめて特異な背景には、戦前からの地方財政の逼迫と戦後の人口動態、アメリカから流入した「新教育」思想とが複雑に絡まり合っていた。セーフティネットとしての役割を維持してきたこの「戦後レジーム」がなぜ崩壊しつつあるのか、その原点を探る。
目次
- プロローグ 平等神話の解読
- 第1章 対立の構図と問題の底流
- 第2章 戦前のトラウマと源流としてのアメリカ
- 第3章 設計図はいかに描かれたか
- 第4章 「面の平等」と知られざる革命
- 第5章 標準化のアンビバレンス
- エピローグ 屈折する視線—個人と個性の錯視
「BOOKデータベース」 より