「主婦」の誕生 : 婦人雑誌と女性たちの近代

書誌事項

「主婦」の誕生 : 婦人雑誌と女性たちの近代

木村涼子著

吉川弘文館, 2010.9

タイトル別名

主婦の誕生 : 婦人雑誌と女性たちの近代

タイトル読み

シュフ ノ タンジョウ : フジン ザッシ ト ジョセイ タチ ノ キンダイ

大学図書館所蔵 件 / 362

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p292-316

内容説明・目次

内容説明

「女は家庭、男は仕事」という性分業が成立した近代に、「主婦」は誕生した。『主婦之友』『婦人公論』といった婦人雑誌は、いかに「主婦」像をつくりだしたのか。マスメディアというイデオロギー装置の機能を読み解く。

目次

  • 1 ジェンダー化されたメディアの世界—女性読者層と女性向け商業雑誌の誕生(ジェンダー秩序の形成とマスメディア;女も読書する—女性向け大衆雑誌の登場;婦人雑誌がえがく近代の女—「モガ」と「主婦」)
  • 2 婦人雑誌がつくる「主婦」—メディアと女性読者が結んだ三つの関係(有益)(修養)(慰安)(大衆婦人雑誌の三つの相—メディアと読者が結んだ関係;主婦の技能(有益の章);主婦の規範(修養の章);主婦のファンタジー(慰安の章))
  • 3 「主婦」であることの魅力—メディア空間と日常の統合(「主婦」と「良人」の甘い生活;統合の象徴としての「主婦」イコン—雑誌を飾る美人画)
  • 近代のイデオロギー装置としての婦人雑誌

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ