人口減少社会という希望 : コミュニティ経済の生成と地球倫理

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人口減少社会という希望 : コミュニティ経済の生成と地球倫理

広井良典著

(朝日選書, 899)

朝日新聞出版, 2013.4

タイトル読み

ジンコウ ゲンショウ シャカイ トイウ キボウ : コミュニティ ケイザイ ノ セイセイ ト チキュウ リンリ

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注記

参考文献: p260-265

内容説明・目次

内容説明

私たちが直面しつつある「人口減少」問題は、悲観すべき事態ではなく、むしろ希望ある転換点、真に豊かで幸せを感じられる社会への格好の入り口ではないのか。明治維新以降そして第2次世界大戦後の日本人は、経済成長・拡大路線をひたすら走り続けてきた。人類史のなかで第三の定常化社会に入りつつある今こそ、人々の意識と社会のありようは大きな転換を迫られている。ローカルな地域に根ざしたコミュニティ経済と、「地球倫理」とも呼ぶべき価値原理。大佛次郎論壇賞ほか数多くの受賞歴をもつ著者が、日本が実現していくべき新たな社会像とその具体的イメージを大胆に提示する。

目次

  • 人口減少社会という希望
  • 第1部 人口減少社会とコミュニティ経済—ローカルへの着陸(ポスト成長時代の価値と幸福;コミュニティ経済の生成と展開;ローカル化が日本を救う;情報とコミュニティの進化;鎮守の森・自然エネルギーコミュニティ構想;福祉都市または人間の顔をした環境都市;環境政治の時代—3大政党プラス“緑”へ;緑の福祉国家あるいはエコソーシャルな資本主義)
  • 第2部 地球倫理のために—科学・宗教・福祉またはローカル・グローバル・ユニバーサル(「自己実現」と「世界実現」;『古事記』と現代生命論—アジア/地球に開かれたアイデンティティに向けて;「成長のための科学」を超えて;「もうひとつの科学」は可能か;統合医療の意味;日本の福祉思想—喪失と再構築;地球倫理の可能性;自己形成的な自然—地球倫理と宇宙)

「BOOKデータベース」 より

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