正義とは何か : 現代政治哲学の6つの視点
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書誌事項
正義とは何か : 現代政治哲学の6つの視点
(中公新書, 2505)
中央公論新社, 2018.9
- タイトル読み
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セイギ トワ ナニカ : ゲンダイ セイジ テツガク ノ 6ツ ノ シテン
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注記
参考文献: p265-271
内容説明・目次
内容説明
「公正な社会」とはどういったものか。権利や財の分配で可能になるのか。米国の政治哲学者ロールズは、一九七〇年代以降、社会のあり方を根底から問い直し、世界に新たな地平を切り開いた。ロールズの考えを起点にリバタリアニズム(自由至上主義)やコミュニタリアニズム(共同体主義)など六つの思想潮流から正義とは何かを問う。格差や貧困など現実課題との接点に、個人の幸福を支える平等な社会の可能性を探る。
目次
- 序章 哲学と民主主義—古代ギリシア世界から
- 第1章 「公正としての正義」—リベラリズム
- 第2章 小さな政府の思想—リバタリアニズム
- 第3章 共同体における善い生—コミュニタリアニズム
- 第4章 人間にとっての正義—フェミニズム
- 第5章 グローバルな問題は私たちの課題—コスモポリタニズム
- 第6章 国民国家と正義—ナショナリズム
- 終章 社会に生きる哲学者—これからの世界へ向けて
「BOOKデータベース」 より