アニメの社会学 : アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論

書誌事項

アニメの社会学 : アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論

永田大輔, 松永伸太朗編著

ナカニシヤ出版, 2020.10

タイトル別名

Sociology of anime

アニメの社会学 : アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論

タイトル読み

アニメ ノ シャカイガク : アニメ ファン ト アニメ セイサクシャ タチ ノ ブンカ サンギョウロン

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注記

引用・参考文献: 章末

収録内容

  • アニメを社会学する視点 / 永田大輔著
  • アニメについて語ること / 佐々木啓, 池上賢著
  • ファンカルチャーの理論 / 瀬尾祐一著
  • ファンとして歩むライフコース / 杉山怜美著
  • ファン対象の推移からみる水樹奈々ファンの多様性 / 高艸賢著
  • 「大東亜共栄圏」のための「アイウエオの歌」 / 萱間隆著
  • 軍事教育映画はいかにして制作されたか / 雪村まゆみ著
  • 非創造的なクールジャパン政策におけるアニメ産業 / 玉川博章著
  • アニメーション制作事業の不安定性とその対策 / 木村智哉著
  • 作り手の労働者像をめぐって / 松永伸太朗著
  • 日本のアニメビジネスの海外展開と中国 / 三原龍太郎, 山下一夫著
  • OVAという発明 / 永田大輔著
  • 『ドラえもん』ブームにみるパロディー的想像力 / 森下達著
  • アニメブームのインフラストラクチャー / 近藤和都著
  • 人間の表象としてのキャラクターとファンのコンテクストとしてのキャラクター / 足立加勇著
  • メディア史の観点からみた戦後韓国社会の日本アニメ受容 / 金泰龍著
  • 「アニメの社会学」の可能性 / 松永伸太朗著

内容説明・目次

内容説明

多様なファン活動、アニメ産業の特性、それらを支える技術や制度、メディアといった多様な角度からアニメ研究と文化社会学の拡がりを捉え、両者の接続を試みる基本論集。

目次

  • アニメを社会学する視点
  • 1 アニメファンのさまざまな実践(アニメについて語ること—エスノメソドロジーとライフストーリー法の視座から;ファンカルチャーの理論—ファン研究の展開と展望;ファンとして歩むライフコース—「スレイヤーズ」ファンの事例から ほか)
  • 2 アニメ産業を支えるさまざまなアクター(「大東亜共栄圏」のための「アイウエオの歌」—『桃太郎 海の神兵』の想定される観客をめぐって;軍事教育映画はいかにして制作されたか—視覚化の論理を手がかりに;非創造的なクールジャパン政策におけるアニメ産業—創造産業とアニメへの無理解 ほか)
  • 3 アニメ産業を支える「技術」と制度・メディア(OVAという発明—「テレビ的なもの」の位置づけをめぐって;『ドラえもん』ブームにみるパロディー的想像力—1970年代後半〜80年代初頭の『コロコロコミック』(小学館)の分析を通じて;アニメブームのインフラストラクチャー—『機動戦士ガンダム』をめぐる放送格差と雑誌読者 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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