「利他」とは何か
著者
書誌事項
「利他」とは何か
(集英社新書, 1058C)
集英社, 2021.3
- タイトル別名
-
利他とは何か
- タイトル読み
-
「リタ」トワ ナニカ
大学図書館所蔵 件 / 全298件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
責任表示の記述は標題紙による
その他の著者: 若松英輔, 國分功一郎, 磯崎憲一郎
著者の「磯崎憲一郎」の「崎」は「たつさき」の置き換え
参考文献: p216-220
収録内容
- 「うつわ」的利他 : ケアの現場から / 伊藤亜紗 [著]
- 利他はどこからやってくるのか / 中島岳志 [著]
- 美と奉仕と利他 / 若松英輔 [著]
- 中動態から考える利他 : 責任と帰責性 / 國分功一郎 [著]
- 作家、作品に先行する、小説の歴史 / 磯崎憲一郎 [著]
内容説明・目次
内容説明
コロナ禍によって世界が危機に直面するなか、いかに他者と関わるのかが問題になっている。そこで浮上するのが「利他」というキーワードだ。他者のために生きるという側面なしに、この危機は解決しないからだ。しかし道徳的な基準で自己犠牲を強い、合理的・設計的に他者に介入していくことが、果たしてよりよい社会の契機になるのか。この問題に、日本の論壇を牽引する執筆陣が根源的に迫る。まさに時代が求める論考集。
目次
- 第1章 「うつわ」的利他—ケアの現場から(利他ぎらいが考える利他;利他は自分のためになる?—合理的利他主義 ほか)
- 第2章 利他はどこからやってくるのか(「小僧の神様」と利他;「変に淋しい、いやな気持」 ほか)
- 第3章 美と奉仕と利他(「利他」の原義—「利」とはなにか;「利他」の原義—「他」とはなにか ほか)
- 第4章 中動態から考える利他—責任と帰責性(いま改めてポストモダンであること;中動態は何を表しているか ほか)
- 第5章 作家、作品に先行する、小説の歴史(偶然の出会い;三十年後の驚き ほか)
「BOOKデータベース」 より