Bibliographic Information

まちがえる脳

櫻井芳雄著

(岩波新書, 新赤版 1972)

岩波書店, 2023.4

Title Transcription

マチガエル ノウ

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Note

主な参考文献: 巻末p1-7

Description and Table of Contents

Description

人はまちがえる。それは、どんなにがんばっても、脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから。しかし脳がまちがえるからこそ、わたしたちは新たなアイデアを創造し、高次機能を実現し、損傷から回復する。そのような脳の実態と特性を、最新の研究成果をふまえて解説。心とは何か、人間とは何かに迫る。

Table of Contents

  • 序章 人は必ずまちがえる(ヒューマンエラーの実態;対策の限界;脳の何が問題なのか?)
  • 第1章 サイコロを振って伝えている?―いい加減な信号伝達(働いている脳の信号伝達;どのように調べればわかるのか?;ニューロンは協調して働くしかない)
  • 第2章 まちがえるから役に立つ―創造、高次機能、機能回復(脳活動のゆらぎと創造;記憶はまちがえてこそ有用である;まちがえる神経回路だから回復できる)
  • 第3章 単なる精密機械ではない―変革をもたらす新事実(ニューロンとシナプスがすべてではない;心が脳の活動を変える;「病は気から」は本当か?;AIは脳になれない)
  • 第4章 迷信を超えて―脳の実態に迫るために(脳は迷信の宝庫;研究者の責任;急速に解明されているのか?;脳は手強い)

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Details

  • NCID
    BD0173200X
  • ISBN
    • 9784004319726
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    v, 229, 7p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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