まちがえる脳
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まちがえる脳
(岩波新書, 新赤版 1972)
岩波書店, 2023.4
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マチガエル ノウ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
491.371/Sa47110090762
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-I95-R197210023000804
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主な参考文献: 巻末p1-7
Description and Table of Contents
Description
人はまちがえる。それは、どんなにがんばっても、脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから。しかし脳がまちがえるからこそ、わたしたちは新たなアイデアを創造し、高次機能を実現し、損傷から回復する。そのような脳の実態と特性を、最新の研究成果をふまえて解説。心とは何か、人間とは何かに迫る。
Table of Contents
- 序章 人は必ずまちがえる(ヒューマンエラーの実態;対策の限界;脳の何が問題なのか?)
- 第1章 サイコロを振って伝えている?―いい加減な信号伝達(働いている脳の信号伝達;どのように調べればわかるのか?;ニューロンは協調して働くしかない)
- 第2章 まちがえるから役に立つ―創造、高次機能、機能回復(脳活動のゆらぎと創造;記憶はまちがえてこそ有用である;まちがえる神経回路だから回復できる)
- 第3章 単なる精密機械ではない―変革をもたらす新事実(ニューロンとシナプスがすべてではない;心が脳の活動を変える;「病は気から」は本当か?;AIは脳になれない)
- 第4章 迷信を超えて―脳の実態に迫るために(脳は迷信の宝庫;研究者の責任;急速に解明されているのか?;脳は手強い)
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