書誌事項

読み書きの日本史

八鍬友広著

(岩波新書, 新赤版 1978)

岩波書店, 2023.6

タイトル読み

ヨミカキ ノ ニホンシ

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注記

主要参考文献: 巻末p1-9

内容説明・目次

内容説明

私たちが日々実践している文字による言語活動は、長い時をへて形づくられてきたものだ。古代における漢字の受容から、往来物による学びの時代へ。近世の文字文化の多様な展開から、近代学校の成立へ。―世界の事例にも目くばりしながら、識字の社会的意味を広くとらえ、今も揺らぎのなかにあるリテラシーの歩みを描く。

目次

  • 第1章 日本における書き言葉の成立(文字以前;文字の借用 ほか)
  • 第2章 読み書きのための学び(習書木簡にみる文字学び;一文不通の貴族たち ほか)
  • 第3章 往来物の隆盛と終焉(近世社会と往来物;庶民用文章型往来物 ほか)
  • 第4章 寺子屋と読み書き能力の広がり(寺子屋というもの;民衆への読み書き能力の普及 ほか)
  • 第5章 近代学校と読み書き(明治期の識字調査;地域内自署率の分布 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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