文学が裁く戦争 : 東京裁判から現代へ
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文学が裁く戦争 : 東京裁判から現代へ
(岩波新書, 新赤版 1996)
岩波書店, 2023.11
- タイトル読み
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ブンガク ガ サバク センソウ : トウキョウ サイバン カラ ゲンダイ エ
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注記
科学研究費(課題番号:21K12929)の成果 --あとがき
主要参考文献: p213-221
略年表: 巻末p1-3
内容説明・目次
内容説明
文学は戦争を抑止するために何ができるのか。連合国による戦争裁判が終結した後も、日本文学は、法が裁けなかった罪を問い直し、戦争の暴力に向き合い続けてきた。一九四〇年代後半から現在まで、時代の要請のもとに生み出されてきた、戦争裁判をテーマとした主要な作品と作家を取り上げて、新たな文学史を描くことに挑む。
目次
- 第1章 東京裁判と同時代作家たち
- 第2章 BC級裁判が突きつけたもの(一九五〇年代)
- 第3章 裁かれなかった残虐行為(一九六〇年代)
- 第4章 ベトナム戦争とよみがえる東京裁判(一九七〇年代)
- 第5章 経済大国と混迷する戦争裁判観(一九八〇年代)
- 第6章 記憶をめぐる法廷(一九九〇年代から二〇〇〇年代)
- 第7章 戦争裁判と文学の今と未来(二〇一〇年代以降)
「BOOKデータベース」 より