〈一人前〉と戦後社会 : 対等を求めて
著者
書誌事項
〈一人前〉と戦後社会 : 対等を求めて
(岩波新書, 新赤版 2010)
岩波書店, 2024.3
- タイトル別名
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一人前と戦後社会
- タイトル読み
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〈イチニンマエ〉ト センゴ シャカイ : タイトウ オ モトメテ
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注記
参考文献: 巻末p1-7
内容説明・目次
内容説明
“一人前”としてふるまうこと。すなわち、話し合いを通して他者と対等にわたりあい、自らの価値と地位を向上させた人びとが、戦後社会を築いた。向上にこだわる社会は、ありのままの人を認めないまま、生きづらい現在にいたる。働く場と暮らしの場の声を拾い上げながら、歴史の流れをつかみ、隘路を切りひらく方途を探る。
目次
- 序章 「一人前」が容易ではなくなった社会で
- 第1章 目覚めと挫折―戦前の営み
- 第2章 飛躍と上昇―敗戦〜一九七〇年代
- 第3章 陶酔と錯覚―一九七〇年代〜一九九〇年代
- 第4章 多様化と孤立―一九九〇年代〜現在
- 終章 新たな「一人前」を求めて
「BOOKデータベース」 より