原爆に夫を奪われて : 広島の農婦たちの証言

Bibliographic Information

原爆に夫を奪われて : 広島の農婦たちの証言

神田三亀男編

(岩波新書, 黄-184)

岩波書店, 1982.2

Other Title

土と年輪 : 原爆に主人を奪われた農婦たちの三十六年

原爆に夫を奪われて : 広島の農婦たちの証言

Title Transcription

ゲンバク ニ オット オ ウバワレテ : ヒロシマ ノ ノウフ タチ ノ ショウゲン

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Note

1981年3月から10月まで『日本農業新聞』広島版に連載した「土と年輪 : 原爆に主人を奪われた農婦たちの三十六年」をもとにしたもの

Description and Table of Contents

Description

「みんな黒すばり(黒焦げ)じゃけえ、主人がどれやらわかりゃせん…」。爆心地から北へ約十キロ、広島菜の本場川内温井は、建物疎開に動員された男たちの被爆によって、大勢の「ピカ後家」を生んだ。年老いた農婦たちが重い口を開き、凄惨な生き地獄の体験と困苦にみちた生活史を語る本書は、今日の核軍拡を静かに告発する。

Table of Contents

  • 番外の夫婦じゃったが(西本セツコ)
  • 苦しみの煮つまった死(門前ツルヨ)
  • 大水害と原爆と(道原シナヨ)
  • 出てきた遺言状(両祖フジヱ)
  • 遺体と寝た母(藤岡キヨノ)
  • 薬指の棺桶(桃木タマノ)
  • 乳飲み子にも放射能が(横丸露子)
  • 生きて戻ったが(野村マサ子)
  • 呉服屋から百姓へ転進(住居治子)
  • 戦争が狂わせた一代(松田ヲチカ)
  • ピカ後家になって(切戸ヤヱ)
  • 島へ、主人をさがしに(辰本サダ)
  • 病身のわたしを残して(両祖シズコ)
  • 乳飲み子を背負うて(蓼キヌヨ)
  • 励まし合うて生きてきた(高崎ハル)
  • 今も寝られん夜がある(松本みどり)
  • 主人と子供二人の死(横地トシコ)
  • はてしのない思い(下桶カズ)
  • 死んで戻った主人(杉田チヨコ)

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