言語学の誕生 : 比較言語学小史
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言語学の誕生 : 比較言語学小史
(岩波新書, 黄-69)
岩波書店, 1978.12
- タイトル読み
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ゲンゴガク ノ タンジョウ : ヒカク ゲンゴガク ショウシ
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内容説明・目次
内容説明
18世紀末、サンスクリットとギリシア・ラテン語との類似が指摘されて以来、さまざまな言語の「共通の源」に向けての探求が始まった。19世紀ロマンチシズムの気運の中で、“言語に馮かれた人々”が担った課題と苦闘を描きながら、いかにして印欧語比較文法という学問が生み出され、言語学が科学として確立していったかを明らかにする。
目次
- 序章 言語の親族関係—比較言語学とは何か
- 第1章 類似の発見—言語の「共通の源」に向かって
- 第2章 比較文法の誕生—シュレーゲルと「比較文法」
- 第3章 印欧語の世界
- 第4章 言語は変化する—ボップ、ラスク、グリム
- 第5章 印欧祖語の再建—シュライヒャーの試み
- 第6章 言語学と文献学—クルティウス、ブルークマン
- 第7章 「音法則に例外なし」—青年文法学派の人々
- 第8章 新しい波—ソシュールの「覚え書」
「BOOKデータベース」 より