行動の構造
著者
書誌事項
行動の構造
みすず書房, 1964.10
- タイトル別名
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La structure du comportement
- タイトル読み
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コウドウ ノ コウゾウ
大学図書館所蔵 件 / 全458件
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135.5||M561A0139911,
135.5||M56||イ1A0139912, 135.5||M56||ロ1A0139913, 135.5||M56||ハ1A0139914 -
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注記
原著増補改訂第2版 (Paris : Presses Universitaires de France, 1949) の翻訳
参考文献: p[xiv] -xviii
人名・事項索引: p[i] -xiii
年譜: p356-368
内容説明・目次
内容説明
著者は、本書において、現在の心理学・精神医学・生理学・生物学の理論的成果とそのデータの詳細を把握しようとする。一般的に受け容れられている行動に関する概念は多く不満足なものであり、パヴロフ、ワトソンらの行動理論の哲学的前提を暴露し、現実に人間の行動をどう理解すべきかの問いに答える。もちろん著者の立場は、フッサール現象学、ハイデガー、ヘーゲル、サルトルらの思想をうけており、その正統的な展開をなすものである。
目次
- 第1章 反射行動(生理学における客観性の定義と反射の古典的概念。実在的分析と因果的説明の方法;反射の古典的考え方と補助仮説;ゲシタルト学説における反射の解釈;結論)
- 第2章 高等な行動(パヴロフの反射学とその諸要請;行動の「中枢領域」と機能局在の問題;行動の構造)
- 第3章 物理的秩序、生命的秩序、人間的秩序(ゲシタルト学説は、実体論のもつさまざまな二律背反を乗り越えようとする。が、実際は、「ゲシタルト」についての哲学的分析を欠いているため、ふたたび実体論に逆もどりしている;物理学における構造;物理学における構造;生命的構造;人間的秩序)
- 第4章 心身の関係と知覚的意識の問題(古典的解答;自然主義というものには一理もないのか)
「BOOKデータベース」 より