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マッテオ・リッチ伝

平川祐弘著

(東洋文庫, 141, 624, 627)

平凡社, 1969.2-1997.12

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タイトル別名

マッテオリッチ伝

タイトル読み

マッテオ リッチデン

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注記

図版, 挿図あり

マッテオ・リッチの肖像画: 第1巻巻頭p [1]

地図(マッテオ・リッチの経路): 第1巻p [2]

マッテオ・リッチの年表: 第3巻p255-260

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784582801415

内容説明

マッテオ・リッチ、漢名利瑪竇は明末の中国に渡り、西洋の知識・文化を伝えたイエズス会の宣教師。東西の文化交流の道筋を拓いた、ユニークで先駆的な彼の生涯を描く評伝。

目次

  • 第1部 耶蘇会士のシナ入国(目標の転換—日本からシナへ;シナとヨーロッパ;リッチ紹介—東西両洋の史料;千五百年代のイタリア ほか)
  • 第2部 北京の明朝宮廷へ(僊花寺、西来浄土;fatto un cina;盗賊;瞿太素 ほか)
巻冊次

2 ISBN 9784582806243

内容説明

『天主実義』など多数の著作を達意の漢文で叙述したリッチは、中国文化に深い理解を示すが故に、東西文化の葛藤をも深く味わった。近世「世界人」の決定的評伝。

目次

  • 第3部 泰西の儒士利瑪竇
  • 第4部 カタイオを求めて、天国に至る
  • 第5部 リッチの死
  • 第6部 東西思想史上の『天主実義』
  • 第7部 東西思想史上の『二十五言』
  • 第8部 徳川時代日本への影響
  • 第9部 『畸人十篇』と平田篤胤
  • 第10部 朝鮮における余波
巻冊次

3 ISBN 9784582806274

内容説明

宣教師リッチの思想は、明末の中国のみならず当時のヨーロッパ、日本、朝鮮に伝わり、幾多の論争・著作を生んだ。比較文化史上の巨人の足跡を辿る決定的評伝、遂に完結。

目次

  • 第11部 北京の柵欄墓地で考える(リッチの余波;台湾の評価と大陸の評価 ほか)
  • 第12部 ヨーロッパでの反響(シナ発見の思想史的影響;情報源としてのリッチ『報告書』 ほか)
  • 第13部 なお未解答の諸問題(宣教師の自覚を越える意味;西洋側の認識と東洋側のずれ ほか)
  • 第14部 マッテオ・リッチから中村正直へ(リッチの臨終の言葉;フランス人にもっとも愛された王様 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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