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チェルノブイリ : アメリカ人医師の体験

R. P. ゲイル, T. ハウザー著 ; 吉本晋一郎訳

(岩波新書, 新赤版 50-51)

岩波書店, 1988.12

タイトル別名

Final warning : the legacy of Chernobyl

タイトル読み

チェルノブイリ : アメリカジン イシ ノ タイケン

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784004300502

内容説明

1986年4月26日、ソ連のチェルノブイリ原子力発電所で大惨事が発生!その6日後、米国の医師R.P.ゲイルはモスクワへ飛んだ。骨髄移植の世界的権威である彼は、ソ連の医師たちとともに、放射能をあびた人々の治療に当たる。その貴重な体験に、ソ連市民とのふれあい、ゴルバチョフとの会見をまじえ、「核」の恐怖を警告する。

目次

  • 第1部 背景(チェルノブイリの犠牲者たち;原子力発電とはなにか;チェルノブイリ原発事故)
  • 第2部 チェルノブイリの回想(モスクワへの旅立ち;モスクワ第六病院;治療の日々;患者の死;ゴルバチョフ書記長との会見)
巻冊次

下 ISBN 9784004300519

内容説明

原子力発電所の事故以来、ゲイルはたびたびソ連を訪れる。謎の人物ハマーとともに行われた米政府首脳との会見。無人の町、チェルノブイリへの旅。心通わせた患者たちの相次ぐ死。彼を襲う、医師としての無力感。そして著者は、「核」時代を生きる私たちにできることを問いかけ、「みんな、チェルノブイリのそばに住んでいる」のだ、と結ぶ。

目次

  • 第3部 続くモスクワへの旅(シュルツ国務長官との会見;チェルノブイリへ;医者として何ができたのか;再びチェルノブイリへ;チェルノブイリから学んだこと)
  • 第4部 最後の警告(原子力発電への提言;核の時代に生きる)

「BOOKデータベース」 より

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