映画で世界を愛せるか
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書誌事項
映画で世界を愛せるか
(岩波新書, 新赤版 55)
岩波書店, 1989.1
- タイトル読み
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エイガ デ セカイ オ アイセルカ
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内容説明・目次
内容説明
暗闇に浮かぶスクリーンの輝きに人は夢を紡ぐ。それは暗い時代には希望を、繁栄の世には生きる娯しみを与えてくれた。その映画が権力と関わると、時に激しい憎悪を引き起こし、視るものを怒りに駆り立てるのはなぜか。人間を理解し共感を得ることは、映像の力で可能なのか。映画の理想を求めて世界を旅してきた著者が、真摯に訴える。
目次
- 第1章 日本人と韓国人は映画でどこまで理解しあえるか
- 第2章 中国の抗日映画とはどういうものだったか
- 第3章 ニューヨークで日本の戦意昂揚映画を考える
- 第4章 東南アジアと日本の映画の絆
- 第5章 台湾映画が日本人の心をえぐる
- 第6章 ブラジルとアフリカで日本との接点を映画を手掛りに話し合った
- 第7章 〈日本的〉ってなんだろう?
- 第8章 映画の自己愛的用法とそこからの脱却の道をワルシャワやモスクワで考えた
- 終章 映画で世界を愛せるか
「BOOKデータベース」 より