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日本の近代建築

藤森照信著

(岩波新書, 新赤版 308,309)

岩波書店, 1993

タイトル読み

ニホン ノ キンダイ ケンチク

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注記

上: 幕末・明治篇. 下: 大正・昭和篇

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784004303084

内容説明

開国とともに西洋館がやってきた。地球を東回りにアジアを経て長崎・神戸・横浜へ。西回りにアメリカを経て北海道へ。こうして日本の近代建築は始まり、明治政府の近代化政策とともに数多くの作品が造られてゆく。上巻では、幕末・居留地の西洋館から和洋折衷の洋館、御雇建築家による本格建築を経て、日本人建築家が誕生するまでを描く。

目次

  • 1 地球を東に回って日本へ—ヴェランダコロニアル建築
  • 2 地球を西に回って日本へ—下見板コロニアルと木骨石造
  • 3 冒険技術者たちの西洋館—洋式工場
  • 4 棟梁たちの西洋館
  • 5 文明開化の華
  • 6 御雇建築家の活躍—歴史主義の導入
  • 7 日本人建築家の誕生—歴史主義の学習
巻冊次

下 ISBN 9784004303091

内容説明

明治の時代とともに展開した近代建築も、大正に入ると大きな転機を迎える。第二世代が登場し、彼らは建築とは何かを内省し、社会性、技術の表現、実用性などのテーマを発見する。新しい感性に目覚めアールヌーヴォーを手がける。昭和に入ると、モダニズムの影響のもとに第三世代が花開き、ファシズムの洗礼を経て、その流れはいまに続く。

目次

  • 8 明治から大正へ—自覚の世代の表現
  • 9 新世紀の歴史主義—アメリカ派の隆盛
  • 10 社会政策派—都市と社会の問題
  • 11 モダンデザイン—表現派にはじまる
  • 12 初期モダニズム—バウハウス派とコルビュジエ派

「BOOKデータベース」 より

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