現代倫理学の冒険 : 社会理論のネットワーキングへ
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現代倫理学の冒険 : 社会理論のネットワーキングへ
(現代自由学芸叢書)
創文社, 1995.1
- タイトル読み
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ゲンダイ リンリガク ノ ボウケン : シャカイ リロン ノ ネットワーキング エ
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注記
文献表: 巻末p12-36
内容説明・目次
内容説明
メンバーの自由・平等・福祉をバランスさせる〈まともな社会〉のあり方をどう構想するのか—ロールズに始まる現代正義論は、この問いをめぐって果敢な論争を繰り広げている。著者はまず、その闘枝場(アリーナ)へと読者を案内する。ついで学問の社会復帰を進めようとしている応用倫理学の現場からのレポートが記され、結びの架空対話編では、現代倫理学が切り拓いた地平が軽妙な語り口で描かれる。〈関連分野への越境と同時代への応答〉を実践し、規範的な社会理論のネットワーキングを志す現代自由学芸の騎士が綴った、冒険物語。人物データベース併載。
目次
- 第1部 現代正義論の構図(正義論への招待;最大多数の最大幸福—功利主義;公正と平等—リベラリズム;国家と市場—自由至上主義;伝統と解釈—共同体論;ケアと正義—フェミニズム;福祉と自由—センの到達地点)
- 第2部 応用倫理学の展開(応用倫理学の挑戦—倫理学の社会復帰をめざして;民主主義と自由主義のパラドックス—アロからセンへ;自由・秩序・所有—ハイエクとセンの対決;リベラリズムの継承と克服—ロールズVSセン論争の諸帰結;市民的不服従と新しい社会運動—「抵抗の根拠」を求めて;現代生物学とバイオ・ポリティックス—「社会生物学論争」をめぐって;介護・世話・配慮—「ケア」を問題化するために)
「BOOKデータベース」 より