書誌事項

言語を生みだす本能

スティーブン・ピンカー著 ; 椋田直子訳

(NHKブックス, 740-741)

日本放送出版協会, 1995.6-1995.7

タイトル別名

The language instinct : how the mind creates language

タイトル読み

ゲンゴ オ ウミダス ホンノウ

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注記

原著 (William Morrow and Company, 1994) の翻訳

下 第19刷 (2011.12) の出版者: NHK出版

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784140017401

内容説明

母語が思考を枠づける、とするサピア、ウォーフの言語決定論を実証的にしりぞけ、言語本能説の前提として、人は普遍的な心的言語で思考することをまず洞察する。さらに、文法のスーパールールが生得であること、その基本原理を幼児は母語に応用して言葉を獲得することを、最新の発達心理学等から確認する。チョムスキー理論をこえて、人がものを考え、言葉を習得し、話し、理解するとき、心の中で何が起きているかを解き明かす、アメリカで大きな反響をよんだベストセラー。

目次

  • 1 技能を獲得する本能—言語本能
  • 2 おしゃべり—ヒトのあるところ、必ず複雑な文法あり
  • 3 思考の言葉—心的言語
  • 4 言語の仕組み—生得のスーパールール
  • 5 言葉、言葉、言葉
  • 6 サウンド・オブ・サイレンス
  • 7 トーキングヘッズ—文を理解する心的プログラム
巻冊次

下 ISBN 9784140017418

内容説明

すべての子どもは、文法の基本原理を生まれつき持ちあわせて誕生するが、3歳までにどのように天才的に言葉を習得するのか。脳内のどこかに文法の遺伝子を見出せるのか。人類史上、言語はなぜ、いかに発生、進化したのか。スラングや方言などは、言語の堕落を招くのか。世界をリードする少壮の心理言語学者が、言語本能論に基づき、言葉についてのさまざまな疑問に明快に答える。

目次

  • バベルの塔—言語の系図
  • しゃべりながら生まれた赤ちゃん、天国を語る—母語を習得するプロセス
  • 言語器官と文法遺伝子—脳のなかにさぐる
  • ビッグバン—言語本能の進化
  • 言語指南役たち—規範的ルールの誤り
  • 心の構図

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN12725902
  • ISBN
    • 9784140017401
    • 9784140017418
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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