書誌事項

父性の復権

林道義著

(中公新書, 1300)

中央公論社, 1996.5

タイトル読み

フセイ ノ フッケン

大学図書館所蔵 件 / 377

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

父の役割は家族を統合し、理念を掲げ、文化を伝え、社会のルールを教えることにある。この役割が失われると子どもは判断の基準、行動の原理を身につける機会を逸してしまう。いじめや不登校が起こり、利己的な人間、無気力な人間が増えるのもこの延長線上にある。独善的な権威を持って君臨する家父長ではなく、健全な権威を備えた父が必要だ。父性の誕生とその役割を家族の発生と社会の形成との関連から検証し、父性の条件を探る。

目次

  • 序 父性なき社会
  • 1 父性はどのようにして生まれたか
  • 2 子どもの心理的発達と父性
  • 3 父性の条件
  • 4 父性の権威
  • 5 現代社会と父性
  • 6 父性復権への道

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN14403634
  • ISBN
    • 412101300X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    235p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ