海と海洋汚染
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海と海洋汚染
(地球環境サイエンスシリーズ / 多賀光彦監修, 2)
三共出版, 1996.11
- タイトル読み
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ウミ ト カイヨウ オセン
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注記
参考文献: p103-104
内容説明・目次
内容説明
生命は海で誕生したことは周知の事実であるが、海はまた有害な化学物質の最終到達点でもある。私達の食糧の多くは陸に依存しているが、気候変動や途上国の生活向上に伴い食糧不足の時代が来ている。海が汚染され海からタンパク資源を得ることが困難になると人間の生存も危なくなるであろう。本書では、海に流出した重金属、富栄養化を伴う窒素やリン、合成された有害化学物質ならびに石油による汚染がどの程度進んでいるかを記述しているが、海洋汚染を知るためにはまず海洋学を知ることも大切と考え、物理、化学、生物的観点から海を科学した。また、陸の開発に伴う森林伐採が海にどのような影響を与えているかについても記述した。
目次
- 第1章 海洋科学の基礎知識
- 第2章 海の生いたちと歴史
- 第3章 海洋汚染
- 第4章 赤潮・青潮
- 第5章 海洋投棄、原油流出
- 第6章 森林伐採に伴う汚染とその影響
「BOOKデータベース」 より