インターネットはからっぽの洞窟
著者
書誌事項
インターネットはからっぽの洞窟
草思社, 1997.1
- タイトル別名
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Silicon snake oil : second thoughts on the information highway
- タイトル読み
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インターネット ワ カラッポ ノ ドウクツ
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注記
原著 (New York: Doubleday, c1995) の翻訳
参考文献不完全目録: p397-400
内容説明・目次
内容説明
いまや世をあげてのインターネット大ブーム。猫も杓子もネットサーフィンできなきゃ時代に遅れると強迫観念まがいの狂乱ぶり。「ちょっと待ってほしい!」と異議をとなえるのがこの本。たしかにインターネットには素晴らしい面がある。だが、いま世間に喧伝されているのは、あまりにも誇張された物語ばかりだ。インターネットで仕事が変わり、社会が変わり、世界が変わる—でも、本当にそうなんだろうか?ネットワーク歴15年にもなる著者は、いまのブームに危険なものを感じている。このままでは、人と人との交流が薄まり、現実への関心がなくなって、社会の大切な部分が失われてしまう。インターネットは、理想の楽園という幻想で満たされた、からっぽの洞窟なのだ…。『カッコウはコンピュータに卵を産む』の著者がインターネット・ブームの危険な落とし穴を指摘。
目次
- インターネットについての洞窟学的序説
- ネットワーク神話と幻影のない町
- コンピュータが人間を使うということ
- 標識なき迷路、恐るべきマニュアル
- デジタル世界のはかない運命
- 色えんぴつとカラーモニタ
- サイバービジネスと電脳監獄
- ネットを飛びかうからっぽの会話
- ハイテク教室の子供たち
- かたつむりメール、電子メール、がらくたメール〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より