ホブズボーム歴史論
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ホブズボーム歴史論
(MINERVA歴史・文化ライブラリー, 1)
ミネルヴァ書房, 2001.9
- タイトル別名
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On history
- タイトル読み
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ホブズボーム レキシロン
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注記
原著(c1997)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
人はどこから来てどこへ行くのか。永遠の問いともいうべきこの質問に、歴史学は答えることができない。しかしサーベルタイガーにおびえて洞窟の奥で震えていた人類が、どのようにして宇宙ステーションを作るまでになったのか。歴史学はその問いに答えることに努め、その答えを見いださなければならない。この論文集は、著者ホブズボームがその答えに到達するための方法論の集約であるばかりでなく、その探求の途中で展開される現代文明の批評でもある。
目次
- 歴史の内と外で
- 過去がもつ意味
- 歴史は現代社会について何を教えるか?
- 先を見通すこと—歴史学と未来
- 歴史学は進歩したか?
- 社会史から社会の歴史へ
- 歴史家と経済学者
- 党派性
- 歴史家が受けているマルクスのおかげ
- マルクスと歴史学
- 歴史はすべての民族にある
- イギリス歴史学と『アナール』—研究ノート
- 物語史の復活
- 森の中のポストモダニズム
- 下から見た歴史
- ヨーロッパ史の特異な性質
- 歴史としての現在
- ロシア革命の歴史を書くことができるか
- 野蛮な行為、行為者への指針
- アイデンティティの歴史だけでは不十分
「BOOKデータベース」 より