周縁から見た中世日本
著者
書誌事項
周縁から見た中世日本
(日本の歴史, 14)
講談社, 2001.12
- タイトル別名
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History of Japan
- タイトル読み
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シュウエン カラ ミタ チュウセイ ニホン
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注記
年表: p386-392
参考文献: p393-402
索引: p403-408
月報あり
内容説明・目次
内容説明
12〜15世紀、列島「周縁部」からいっせいに噴出したエネルギー。その活力は、安藤氏による津軽・十三湊の繁栄、琉球王国の成立と中継貿易の展開、海域での国境を越えた交流を生みだした。交易を基盤とする自立的な権力の形成は京都を中心とする国家の枠組みを越え、東アジア規模での変動をもたらした。多様な民族と文化が織りなす「もう一つの日本史」。
目次
- 第1部 北の周縁、列島東北部の興起(日本国の東の境界;外が浜と奥州藤原氏;奥州十三湊日之本将軍;日之本地域の解体)
- 第2部 琉球の形成と環シナ海世界(琉球という主体の登場;統一王国の形成;アジアとの交流;尚真王の時代;組織化された島々;アジアの変動の中で)
- 第3部 海域世界の交流と境界人(海域世界という見方;境界としての対馬島と鬼界ヶ島;港町;移動する人々;海域世界の変貌)
「BOOKデータベース」 より