教養主義の没落 : 変わりゆくエリート学生文化
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書誌事項
教養主義の没落 : 変わりゆくエリート学生文化
(中公新書, 1704)
中央公論新社, 2003.7
- タイトル読み
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キョウヨウ シュギ ノ ボツラク : カワリユク エリート ガクセイ ブンカ
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注記
主要参考文献: p251-274
内容説明・目次
内容説明
一九七〇年前後まで、教養主義はキャンパスの規範文化であった。それは、そのまま社会人になったあとまで、常識としてゆきわたっていた。人格形成や社会改良のための読書による教養主義は、なぜ学生たちを魅了したのだろうか。本書は、大正時代の旧制高校を発祥地として、その後の半世紀間、日本の大学に君臨した教養主義と教養主義者の輝ける実態と、その後の没落過程に光を当てる試みである。
目次
- 序章 教養主義が輝いたとき
- 1章 エリート学生文化のうねり
- 2章 五〇年代キャンパス文化と石原慎太郎
- 3章 帝大文学士とノルマリアン
- 4章 岩波書店という文化装置
- 5章 文化戦略と覇権
- 終章 アンティ・クライマックス
「BOOKデータベース」 より