邪馬台国論争
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書誌事項
邪馬台国論争
(岩波新書, 新赤版 990)
岩波書店, 2006.1
- タイトル読み
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ヤマタイコク ロンソウ
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注記
「魏志」倭人伝の原文と訓み下し文: p207-217
参考文献: p197-205
内容説明・目次
内容説明
大和(畿内)か九州か。邪馬台国をめぐる論争は、日本史のみならず東洋史・考古学・文化人類学などの学界にも波及して、この百年、絶えることなく続けられてきた。現在も決着はついていない。「本国中心主義」批判の観点から大和説を主張した内藤湖南を中心に、知られざる逸話を織り交ぜて論争史をたどり、その行方を展望する。
目次
- 第1章 一〇〇年前の邪馬台国論—久米邦武と喜田貞吉
- 第2章 本格的論争の開始—内藤湖南と白鳥庫吉
- 第3章 論争の展開—内藤湖南と橋本増吉
- 第4章 文献考証から考古学的研究へ—富岡謙蔵と梅原末治
- 第5章 大和説の盛行と古鏡論争—笠井新也と小林行雄
- 第6章 邪馬台国をめぐる国家論と三角縁神獣鏡論争—末松保和と井上光貞
「BOOKデータベース」 より