心とことばの起源を探る : 文化と認知
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書誌事項
心とことばの起源を探る : 文化と認知
(シリーズ認知と文化, 4)
勁草書房, 2006.2
- タイトル別名
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The cultural origins of human cognition
- タイトル読み
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ココロ ト コトバ ノ キゲン オ サグル : ブンカ ト ニンチ
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注記
その他の訳者: 中澤恒子, 西村義樹, 本多啓
原著 (Harvard University Press, 1999) の翻訳
参考文献: 巻末pxiv-xxxviii
文献案内: p301-306
内容説明・目次
内容説明
本書で著者が焦点を当てるのはヒトの認知の中でも種に特有な側面に限る。広い視野で見れば、ヒトの認知が伝統的な認知心理学の教科書の章立てのような要素、すなわち知覚、記憶、注意、カテゴリー化などから成り立っていることは確かである。だがこれらはみな、ヒトと他の霊長類に共通する認知プロセスである。ここでの私の説明は、これらを前提とした上で、そのような基本的スキルが、ヒトの認知という霊長類の認知の中でも特別なものに変貌していった進化論的、歴史的、個体発生的プロセスに、ヴィゴツキー的なやり方で焦点をあてていく。
目次
- 第1章 謎と仮説
- 第2章 生物学的遺伝・文化的継承
- 第3章 共同注意と文化学習
- 第4章 言語的コミュニケーションと記号的表示
- 第5章 言語の構文と出来事の認知
- 第6章 談話と表示上の再記述
- 第7章 文化的認知
「BOOKデータベース」 より