ベースボールの夢 : アメリカ人は何をはじめたのか

書誌事項

ベースボールの夢 : アメリカ人は何をはじめたのか

内田隆三著

(岩波新書, 新赤版 1089)

岩波書店, 2007.8

タイトル読み

ベースボール ノ ユメ : アメリカジン ワ ナニ オ ハジメタノカ

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注記

ベースボールの略年表: 巻末p1-3

引用・参考文献: 巻末p4-8

図版出典一覧: 巻末p9-10

内容説明・目次

内容説明

二〇世紀資本主義への転換期、開拓フロンティアの消滅や都市の時代の始まりを背景として、ベースボールは成立した。当時、衰退の波にさらされていたミドルクラス・白人男性の「夢」として、数々の神話や幻想を織り込みながらつくられた、壮大なスペクタクル。アメリカ人はそこに何を託したのか?豊富な図版とともに読み解く。

目次

  • 第1章 ベースボールの起源と神話(将軍、アブナー・ダブルデー;イギリス生まれか、アメリカ生まれか;起源の不在、起源の永続;ベースボールの幼年時代)
  • 第2章 ニューヨーク・ゲームの覇権—ルールの進化と都市の欲望(最初のゲームをめぐって;ルールの変遷—ゲームの進化;都市の政治学)
  • 第3章 愛国主義の虚実—ビジネスとしてのベースボール(アメリカ人の生の様式;図像の虚実;ナショナル・ゲームの虚実;ビジネスの時代)
  • 第4章 ミドルクラスと肉体の幻覚—男性的なスポーツの発見(男性的なスポーツ;ミドルクラスと「男性性」への執着;資本主義と「肉体」の幻覚;観客のまなざし、観客の時間)
  • 第5章 都市のファンタジー(田園のアメリカ;スモールタウンの幻像とベースボール;人性の陶冶;群集への社会科)

「BOOKデータベース」 より

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